2台用カーポートSC

屋根パネルは光を通さないタイプで、雨トヨは柱に内蔵されて隠されてデザイン性を高めています。 ブラックの柱と土間の目地色を合わせてデザインしました。

カーポートの位置を敷地のどこへ設定するかがその後のお施主様の生活に非常に関わってくるため、いつも責任を感じ設計しております。アプローチへの動線、車の台数、来客者の駐車場所、将来のこと等最初のヒアリングで聞き取り設計にとりいれます。カーポート位置でお困りの方がプロへ相談するか上記の事を考えてから検討すると良いでしょう。

雨の時等を考えて、玄関先からカーポートまで傘なしで乗り込みたいとよくご希望があります。そのように設置できるカーポートもありますが、今回のカーポートＳＣは光を透過しない為玄関へ寄り過ぎると玄関先が暗くなるため少し離して設置計画しました。小走りでいける距離であれば多少の雨も問題なく、それより常に明るい玄関先の方がいいでしょうとお打ち合わせでご説明し位置をきめました。

カーポートＳＣは屋根が水平にみえますが、実は外側へ少し傾斜しています。

カーポート下はコンクリートが多いですがカーポート周囲のつながりにも設計時に検討します。せっかくこだわりのカーポートも土間コン、アプローチと分離したデザインではもったいないですね。カーポートＳＣは土間コンクリートとの相性も良く、アプローチもコンクリートにすることにより一体感とコスト削減にもなりました。